KORG Gadget !! DAW On The iPad !!

iOSデバイス(iPhone、iPad)にて作曲をする上での情報の共有

KORG Gadget !! DAW On The iPad !!

iPad ProとKorg Gadgetの使い心地

DAWタブレットで行こう!

と決意したのでiPad Proを買った。なぜかApplePencilもついてきた。

 

家に届いた初日は、ApplePencilに夢中。絵は書けないくせにいろいろと書いてみる。

そして思ったのは「絵を書く技術を勉強したいなあ」という気持ちである。

それくらいよくできているデバイスだった。

肝心のKorg Gadgetは、とりあえずノータッチで2日間はアップルペンシルを触っていた。

そして本来の目的であるDTMにとりかかる。

 

4曲めの完成

全くイメージを作らずに、なんとなくオリジナルの曲を作っていたら、気づけば7分を超える作品になっていた。

・総ガジェット数は21コ

・トラック数は94コ

・時間は7:05

になった。

ここまでのスケールになると、Korg Gadgetの動きは明らかに遅い

さすがに音飛びはしなかったけれど、タッチスクリーンの反応がないことが頻繁に起きる。フリーズしている。

 

iPad ProはAir2の約1.8倍の演算処理能力を持つとされているので、Air2のままだったら、ガジェットの「Freeze」機能を使わざるを得ない状態だったと思う。できた曲は以下のもの。

 

7分の曲はまず作らないと思うので、iPad Proなら普通の曲を作るうえでは支障なく動作すると言えそうだ。ただ、フリーズはするので、そこのところは覚えておこう。

 

でも、音飛びはしないので、僕の勘だとアプリ(ソフトウェア)の完成度が低いだけだと感じる。まだ余裕があるはずだ。

まあ経験を積んでくればガジェット数はもっと増えるだろうし、その時にまた動きをチェックしたい。7分の曲になったのは結果的にラッキーだった。

 

スタバにMIDIコンを持ち込んだ

作曲はスタバで行った。僕にとっては集中力が高まるクリエイティブな場所だ。ツマミ操作がタッチでは不便なので「Korg Nano Kontrol2」を持っていった。

 

KORG USB MIDIコントローラー NANO KONTROL2 ナノコントロール2 ブラック

KORG USB MIDIコントローラー NANO KONTROL2 ナノコントロール2 ブラック

 

 

カフェで「MIDIコントローラーとiPad Pro」なんだか目立ちそうな雰囲気だけれど、横にしたiPad ProとNano Kontrol2は幅が同じなので、コンパクトに収まっている。

見た目は悪くない。

やっていることが目立つというくらいか。

まあ、こういった光景はタブレットの進化とともに当たり前になるだろう。少々目立つのは仕方がない。

 

それに、集中していたので視線は感じなかった。

7分の長い曲は僕にとって4曲目になる。

作曲する作業に慣れていないから、全てで12時間くらいかかった。まあ慣れるにはちょうどいいといえる。

 

iPad ProのDAW時の電池持ち

電池持ちは、MIDIコントローラーを接続しないなら7時間はいけそうだ。余裕がある印象だ。このあたりは不安がないといえる。MIDIコントローラーに給電しながらだと、もう少し動作時間は落ちるだろう。

イヤホンはSHUREのSE215 SEを使っている。ちょっと低音が盛って聴こえるのが難だけれど、音は格段にいいのでSHUREのSE215をひとつの目安にしてもらえるといい。

通常モデルなら音域はフラットだ。

この辺りは余裕で買える金額なのでオススメできる。ヘッドホンになってくると格好はいいのだけれど、スマートじゃない。持ち運びが面倒である。

やっぱり、コンパクトなカナル型イヤホンがいいんじゃないかなと思う。

 

 

iPad Proは高い!?

 iPad Proの金額はMacbook Airと同等だ。これを高いと感じるかはヒト次第といえる。

僕は、使えば使うほどに「安い買い物だった」と感じている。

最新のラップトップパソコンを買っても絵は書けないし、作曲には高額なソフトが必要である。インストールの手間もあるし、いろいろと面倒だ。

そんなのをすべて省いてさっとアイデアを具現化できることに価値がある。

そしてディスプレイは超高繊細、バッテリーは長持ち、サウンドはパワフルな4スピーカー(これが音が良い)処理速度は世界一となれば、どこに文句をつければいいのか分からない。

音楽とは全然関係はないけれど、KindleがSplitViewに対応していないことに、文句をいいたいくらいか。

それくらい、満足している。

 

買うなら128GB、32GBにはセルラーが欲しい

32GBモデルでも作曲だけなら問題ないとは思うけれど、32GBだったらセルラーが欲しい。クラウドストレージを最大限に活かしたい。

 

僕は128GBWiFiモデルを買った。Airと違ってカンタンに持ち運べないから、テザリングの手間はなんとも思わないし、今時はどこにでもWiFiスポットがあるので心配はない。

 

迷ってるかたには「はやく買ったほうがいい」と伝えておく。