iPad Air2とKorg Gadgetを使ってDTM、最初の難関はMIDIキーボードだった
僕は長い間DTMにあこがれてチャレンジしては挫折してきた。
そして今回はiPadで作曲するぞ!と意気込んでiPad Air2を買い、DAWのKorg Gadgetを購入した。
iPadはどこでも気軽に作業ができるのが大きな利点だ。ただ、Gadgetの情報はかなり少なく、ググっても出てこない部分が多い。
とりあえずはハードウェアを使って操作してみたかったのでKorgのNanoシリーズを揃えた。Nano Key2、Nano Pad2、Nano Kontrol2の3つだ。
KORG USB MIDIキーボード NANOKEY2 ナノキー 25鍵 ホワイト
- 出版社/メーカー: KORG
- 発売日: 2011/04/29
- メディア: エレクトロニクス
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このMIDIキーボード類はKorg純正なので、Gadgetとの相性がよい。しかし、3つ繋げると線はかさばり、セルフパワー型のUSBハブが必要となってきて、ゴチャゴチャしていた。机には縦に3つ並べると、はみ出す始末。
なんだか使う気が削がれてきた。
そこで、目をつけたのはAkaiの一体型MIDIコントローラー「MPK mini シリーズ」だ。
何といっても見た目がカッコイイ。そしてデスクにすっぽりと収まるサイズ。
僕は旧型の初代MPK miniを購入した。
すでに生産終了しているので、状態の良い中古品を購入した。送料込み4,000円だった。格安である。
カメラコネクションキットの方が高いのではないか(僕のカメラコネクションキットは非純正で1000円前後のもの。iOS9で問題なし、ものによっては選択肢に入る)
- 25Key
- 8つのパッド
- 8つのツマミ
- アルペジエーター
これだけあれば十分だ。iPadとMPK miniだけで全てが揃うのでスッキリする。サウンドインターフェイスは無視だ。
どうやらMPK miniは後継機種のMK2があるためにオークションでは4,000円前後が相場のようだ。状態がよければ狙い目だといえる。
MK2はカッコイイので僕は欲しい。ちょっと価格がネックだった。
AKAI professional アカイ / MPK mini MK2 MIDIキーボードコントローラー AP-CON-026
- 出版社/メーカー: AKAI
- 発売日: 2014/09/19
- メディア: エレクトロニクス
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消費電力が100mAだったので、バスパワー動作に対応していた。思わぬ誤算。嬉しい、パッドもちゃんと光り問題はない(iPadの供給電力は200mAとの説がある)
MPK mini MK2はバスパワーで動くか確認できていない。噂ではセルフパワーUSBハブが必要だと書いてあった。
そして意気揚々と繋いでみる。
…あれ?おかしい。リズム音源の音をパッドで鳴らせない。
Londonがパッドで弾けないのだ。Keyは問題ない。
ここでパニックになった。どうすればいいか分からない。
仕方ないのでGoogle先生に聞いてみたものの、有用な情報は得られなかった。
何か方法があるはず、と、眠い目をこすりながらいろいろな方法を試していた。
3時間くらいかかって正解にたどり着いた。以下のようなセッティングにPCの「Akai Mpk Editer」からMIDIコントローラーへ設定すればいい。
ポイントは以下だ。
- Note Display Number(61)へ切り替える。
- Pad1からNote#を36から連番に記述していく。
- PC#とCC#は1
- Uploadする
これで設定は終了。あとはカメラコネクションキットを使ってiPadへ繋いで、テストしてみよう。その時の動画はこちら↓
これくらいは当たりまえのことなのかもしれないけれど、僕はそれすら知らないビギナーである。
しかし、iPadが好きで、iPadであえてDTMに挑戦したい。
これからいろいろ学ぶと思う。そして今回のように誰かの役に立ちそうな情報を手に入れたら、ここへ記述していきたい。
AKAI MPK mini MK2には別注カラーがある。欲しいけれど、飽きそうな気がしないでもない。今だけの限定らしい。お金があれば買っていたのは言うまでもない。
AKAI professional アカイ / MPK mini MK2 RED MIDIキーボードコントローラー AP-CON-036
- 出版社/メーカー: AKAI
- 発売日: 2015/10/22
- メディア: エレクトロニクス
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