KORG Gadget !! DAW On The iPad !!

iOSデバイス(iPhone、iPad)にて作曲をする上での情報の共有

KORG Gadget !! DAW On The iPad !!

iPad Air2とKorg Gadgetを使ってDTM、最初の難関はMIDIキーボードだった

僕は長い間DTMにあこがれてチャレンジしては挫折してきた。

そして今回はiPadで作曲するぞ!と意気込んでiPad Air2を買い、DAWKorg Gadgetを購入した。

iPadはどこでも気軽に作業ができるのが大きな利点だ。ただ、Gadgetの情報はかなり少なく、ググっても出てこない部分が多い。

とりあえずはハードウェアを使って操作してみたかったのでKorgのNanoシリーズを揃えた。Nano Key2、Nano Pad2、Nano Kontrol2の3つだ。

 

KORG USB MIDIキーボード NANOKEY2 ナノキー 25鍵 ホワイト

KORG USB MIDIキーボード NANOKEY2 ナノキー 25鍵 ホワイト

 

 

このMIDIキーボード類はKorg純正なので、Gadgetとの相性がよい。しかし、3つ繋げると線はかさばり、セルフパワー型のUSBハブが必要となってきて、ゴチャゴチャしていた。机には縦に3つ並べると、はみ出す始末。

 

なんだか使う気が削がれてきた。

 

 そこで、目をつけたのはAkaiの一体型MIDIコントローラー「MPK mini シリーズ」だ。

何といっても見た目がカッコイイ。そしてデスクにすっぽりと収まるサイズ。

僕は旧型の初代MPK miniを購入した。

 

 すでに生産終了しているので、状態の良い中古品を購入した。送料込み4,000円だった。格安である。

カメラコネクションキットの方が高いのではないか(僕のカメラコネクションキットは非純正で1000円前後のもの。iOS9で問題なし、ものによっては選択肢に入る)

これだけあれば十分だ。iPadとMPK miniだけで全てが揃うのでスッキリする。サウンドインターフェイスは無視だ。

どうやらMPK miniは後継機種のMK2があるためにオークションでは4,000円前後が相場のようだ。状態がよければ狙い目だといえる。

MK2はカッコイイので僕は欲しい。ちょっと価格がネックだった。

 

AKAI professional アカイ / MPK mini MK2 MIDIキーボードコントローラー AP-CON-026
 

 

消費電力が100mAだったので、バスパワー動作に対応していた。思わぬ誤算。嬉しい、パッドもちゃんと光り問題はない(iPadの供給電力は200mAとの説がある)

MPK mini MK2はバスパワーで動くか確認できていない。噂ではセルフパワーUSBハブが必要だと書いてあった。

 

そして意気揚々と繋いでみる。

…あれ?おかしい。リズム音源の音をパッドで鳴らせない。

Londonがパッドで弾けないのだ。Keyは問題ない。

 

ここでパニックになった。どうすればいいか分からない。

仕方ないのでGoogle先生に聞いてみたものの、有用な情報は得られなかった。

 

何か方法があるはず、と、眠い目をこすりながらいろいろな方法を試していた。

3時間くらいかかって正解にたどり着いた。以下のようなセッティングにPCの「Akai Mpk Editer」からMIDIコントローラーへ設定すればいい。

 

f:id:hattix:20160203015626j:plain

ポイントは以下だ。

  • Note Display Number(61)へ切り替える。
  • Pad1からNote#を36から連番に記述していく。
  • PC#とCC#は1
  • Uploadする

これで設定は終了。あとはカメラコネクションキットを使ってiPadへ繋いで、テストしてみよう。その時の動画はこちら↓

 

これくらいは当たりまえのことなのかもしれないけれど、僕はそれすら知らないビギナーである。

しかし、iPadが好きで、iPadであえてDTMに挑戦したい。

 

これからいろいろ学ぶと思う。そして今回のように誰かの役に立ちそうな情報を手に入れたら、ここへ記述していきたい。

AKAI MPK mini MK2には別注カラーがある。欲しいけれど、飽きそうな気がしないでもない。今だけの限定らしい。お金があれば買っていたのは言うまでもない。