餅つきの後につくった曲
餅つき、皆さんしたことあります?臼と杵でつくんですよ。
これがまたきっつくて、力仕事です。
なので「もちつきの後」というタイトルで作りました。
<この曲はなかなかいいだよね
もうちょっと評価してくれてもいいじゃない
alihoopaへ自分の自信作をマスタリングし直して、アップしてみたんですよ。
けっこーお気に入りなのに誰も評価してくれなくてガッカリ。
ただいま悲しみのど真ん中にいます。
スランプ
はじめに
なにやら最近、作曲をうまくコントロールできなくなってきた。Korg gadgetに面と向かってとりかかれない。
なぜなのか、考えてもよく理由がわからない。
とりあえずだした推測であるなら、作曲のエネルギーがないといった、そのまんまの答えが生まれた。
出来てきたオレ流
20曲くらい、なんだかんだで作りきってきたので、曲のクセというかそういったものができてきた。
やはりたくさんのヒトに聴かせたいという一心はあるので、最近のトレンドに大きく影響された。
そのため「テンポ、展開の早い曲」を作るようになった。
あとBerlinを多用する。あのアナログシンセサイザーの音がたまらなくカッコイイ!ARPODYSSEYもいいけど、まだまだ触りたりないといった感じ。
また次回
というわけで、近況報告
ノマド的DTMのススメ
道具を揃えて環境レベルをアップ!
DAWに向けて道具を買い揃え始めた。とりあえず揃ったものは
・MIDIコントローラー「Korg Nanokey Studio」 ・MIDIキーボード「Korg Nanokontrol Studio」 ・オーディオインターフェイス「iKORG PLUGKEY」 ・モニタースピーカー「YAMAHA MS102」 ・モニターイヤフォン「Shure SE215SPE」 ・カーチャージャー「30W USB-C PD(MacbookやiPadProの急速充電に対応)」 ・ハンドルに付けるカーデスク ・曲面モニタ「LG 34UC79G-B」 ・Gadget for Mac ・コンデンサマイク「BEHRINGER C-1 Studio Condenser Microphone」 ・iPhone用コンデンサマイク「TASCAM iM2-B」 ・タブレットスタンド ・UDG製のMIDIコントローラー収納バッグ ・その他「ApplePencil」
と、随分と多く小物を揃えたものだ。本来はiPad一枚でなんでもできるというのに。 しかし、モチベーションと表現の多様化という点から多様なアプローチができるというのは魅力的だ。 空き時間を文化的な空間にするために、必要な出費であると感じる。 後、無駄と分かっていても買うべきものは、ApplePencilか。持っているのだが。
続きを読む不調からの…
再開
長く体調が悪くて、1年ほど創作活動に専念できなくなっていた。
最近は体調は良いとはいえないが、コントロールできるようになって。さあ作曲を再開。
いつものiPadProで
僕が使うのはiPadPro 12.9である。今も昔も変わらない。今回はMIDIコントローラー2個の助っ人も用意した。
増えてきたサードパーティ、オススメはやはりKORG!!
Korg Gadgetで使える機材も増えてきた。いくつかあるけれど、以下の3つは購入してもいい。
■KROG NanoKEY Studio(BluetoothLE)世界初のワイヤレスMIDIキーボード
■KORG nanoKONTROL Studio(BluetoothLE)世界唯一のワイヤレスMIDIコン
KORG MIDIコントローラー USB・ワイヤレス対応 nanoKONTROL Studio
- 出版社/メーカー: KORG
- 発売日: 2016/04/24
- メディア: エレクトロニクス
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■KORG iPhone/iPad用モバイルMIDI+オーディオ・インターフェイス plugKEY
オーディオI/F、マイクロUSBで給電可能。
コンパクトながら拡張に優れる。iPhone7だとヘッドフォン端子を増設できるため、そういった分野でも人気の商品だ。
KORG iPhone/iPad用モバイルMIDI+オーディオ・インターフェイス plugKEY WH ホワイト
- 出版社/メーカー: KORG
- 発売日: 2016/07/23
- メディア: エレクトロニクス
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モニタースピーカー、モニターヘッドフォンで音を聴くときは必ず付けてもいいほど、音質と音圧がアップする。
70年代ファンクを模倣した結果に生まれた曲は、エレクトロミュージック
9番目の曲
黄金の70年代
70年代Funk・Discoは名曲の宝庫である。70年代はまだマイケルジャクソンもデビューしていないくらいに古い時代であるけれど、素晴らしいグルーヴが存在している。
当時はコンピュータなどはないし、シンサイザーもチープなものである。だから必然的に生音で音楽を作らないといけない。この辺りの音の深みといったらどうだろう。
現代の音楽社会が勝っているとか優勢をつけられるものではない。
とりあえずイントロをパクる
そういった軽いノリと、ベースの練習をしたかったから、Funkを参考に作った曲は、以下のものだ。
イントロが大好きな曲が多いから、わかりやすいイントロの真似をした。
ところがどっこい、とても真似できない。
作曲歴1ヶ月の僕では生音のイントロを再現するのは至難の技で、どう考えても鳴らせないのだ。音階さえ、よくわからない。
雰囲気を辛うじて模倣して、ほとんどオリジナルにした。
元ネタは以下から
Discoリスペクト、ベース作成に壁を感じる
土台はDisco or Funkと決まっているから雰囲気を損なわないようにメロディーを考える。ここで重要なのはベースだ。
僕はベースを全く表現できない。けれど良い曲はベースが「1番よく聞こえる」のである。
この時のベースは、ほぼエレキベースかウッドベースである。どれもよく似た音だけれどメロディーは当然違う。
だから、誤魔化しが効かない。今ならベースは機械的に作ればそれなりなものは作れるけれど、そんなベースが鳴っている音楽は「Funk」ではない。雰囲気ぶち壊しもいいところで、避けては通れない道だった。
なんとかソレっぽく、オリジナルに
ベースをなんとか作って、次は電子ピアノである。
エレピはご存知の通り奥が深い。まだまだ使える楽器ではなかったけれど、チャレンジと思って曲に組み入れた。
1小節作るのに非常に時間がかかる。なんせ未知の世界だ。
ネットを参考にしながらやるわけでもなく、直感と向き合う作業だ。
とにかく、自分で聞けるレベルまで持っていくのが大変だった。
途中からぶち壊すことにした
Disco音楽の模倣という目標ではじまったけれど、そのうち嫌気がさしてきた。難しすぎて曲作りを楽しむ余裕がない。
未完成にするのはもったいない。なので、曲をぶち壊して遊んでみることにした。
制約がなければどう表現したっていい
とりあえずはせっかく作った序盤部分は置いておき、使っている楽器で好きなように音を鳴らしてみる。これというものはでてこない。
少し疲れが出ていてアイデアというものが浮かばない。
仕方ないので、ミ(E3)、シ(B3)、ファ(F#4)、シ(B4)とMIDIで16部音符を書く。
そのミシファシに集中することにした。
MIDIのコピペで音楽を作る
ミシファシと単純な音が鳴っていたけれど、横に並べて連続してならすと、違うメロディーが出てきた。これを使って音階を変えたり、タイミングをずらしたりしてひとつのトラックを作っていく。
いろいろな音色で同じメロディーを鳴らす
できあがったトラックをそのままコピーして他の音源で鳴らす。そして聞いてみて調整する。
この繰り返しで曲に厚みを持たせていった。
音が暴れだしたので音量を調整する
音が多すぎてレベルを大きくオーバーしていた。
なのでボリュームフェーダーでバランスをとる。しかし、全然うまくまとまらない。
こういう時に各ガジェットごとのEQを使う。
EQとコンプレッサーを使えないということに気づく
IFXをタップしてEQを選択して音を整える。
整えたいところだけれど、サッパリ分からない。
Mid、Q、Freq、Gain「なんでMidだけQがあるんだ?そもそもQとはなんだ」
頭の中は「????」という状態だ。
ツマミをイジってもしっくりこない。
こりゃ無理だということになった。今回の曲ではパスする。
ボリュームフェーダーで音のバランスをとった。
遊んだ結果
もう途中から手放した曲だったので、ドラムは途中からずっと同じ、連打である。
いろいろなところを切り、ひとつのカタチになった。
いい意味で冒頭を裏切っていて面白い。
オマージュと思わせておいて、そのカケラは全くない。
シンプルなのは難しい
8番目となる曲を作成した
テンポの速い4つ打ち
8曲目はテンポが150Bpmくらいの速い曲である。遊びながら作った。
少し聴くと分かるけれど曲の構造はシンプルで単純明解。
ループの連続で盛り上げていくカタチである。
予想外の展開を持ってこようと思考錯誤するのだが、できなかった
8曲目「Harmonic Speed House」は単純なトラックの組み立てでできていると、前半に思わせておいて、後半でかきまぜてやろうと思った。
ところが、いざ組み合わせていくと、自分が混乱してきて曲のイメージがブレてしまう。ようするにメチャクチャになったということだ。
メチャクチャになった展開を元の筋に戻すのは大変だった。
機械的な作業であり、思い出すとあまりやりたいとは思わない。
シンプルな構成に戻す
ゴチャゴチャした曲の構成を、元の単純なループの繰り返しへ戻す。
すると今度は各トラックの「音のバランス」に違和感を感じる。
どうも合わない。
合わない音を強引に合わせる
単純な展開でいくとあらすじは決まった。
ループ - ループ - ループ - ループ - サビ
というふうに尻上がりにまとめて終わらせるカタチにする。
となれば、最後にいろいろなループを合わせて音楽にしたい。
しかし、合わせてみると全然良い音が鳴らない。どうも根本から間違っているようだ。
となると、もう「音を足す」他にない。他の音を持ってきて、そちらを軸にしてサビを作って終わらせるという方法だ。
この方法で最後のサビは出来ている。ブラスの和音でまとめてある。
ブラスの和音はあんまり使ってはいけない
お手軽なブラスの和音
ブラスの和音を使ってみて分かるのは、お手軽な感じである。
とにかくカンタンなのだ。
アルペジエーターでテンポを合わせてタンタンと打ち込むと、どういう鳴らし方をしても「いい音」になる。
お手軽なので聞き慣れている
お手軽なのはいいことだけれど、そのために、何度聞いたか分からないくらいによく聞く音になってしまう。
聞き飽きた音といえる。
なので「これは使えない」と直感で思った。
シンプルは難しい
僕のような素人はシンプルを目指してはいけない。複雑に、いろいろ組み合わせて音楽を作らないと「表現力の無さ」が浮き彫りになってしまう。
今回は結果的にシンプルになった。だから、最後にうまくまとまらなくて苦しむハメになった。
シンプルはとても難しい。
分かっていたことだが、学んで得たものは大きかった。